子どもは本当にできないのか?

自分の子供を見ていると「なんでこんなことができないんだ!」ともどかしく感じることが多々あります。 あまりにも指示通りにしないので、叱ったり・・・ でも叱ったって、できないものはできないし、必要ないんですけどね。 きっと皆さんも同じ経験があるのではないでしょうか? 「うち子は本当にできない」「この子は大丈夫かしら」と不安になり、焦る気持ちも分かります。 しかし!本当にもどかしく思っているのは子ども本人なのです!! これを忘れてはいけません。(忘れがちですけど・・・) よくよく考えると、「本当にできない」というわけでなく、やり方がわからない、動き方が分からないだけなのかもしれません。 その証拠に練習すれば、そのうちできるようになります。 どんなことでも小さなことを少しづつ、できる範囲で増やして積み重ねていけば、できるようになるものです。 できるようになるまでの時間や要領は個人差がありますが、ぜひ自分の子供を信じてあげてください。 子供には、「今できないことも頑張ればできる。そのうちできる」ということを学んで欲しいと思います。 保護者の方には、「きっとできる」と励まして欲しいと思います。  

子どもに空手を教える必要があるのか?

最近まで、子供に空手は必要ない、と思っていました。 基本的に空手は強くなりたい人がやるもので、子供が強くなる必要なんてないんじゃないかと。 そもそも子供のレベルで強くなりたいなら、柔道をやった方がいい。 そもそも空手は難しいし、稽古は面白くありません。 柔道の方が、技を覚えれば投げることができるし、楽しいです。   しかし、空手という武道精神や空手の練習を通じて覚える体の使い方などは小さい頃からやるべきものと思うようになってきました。 空手の稽古というのは関節や靭帯への負担が少ないんですよね。スピードやリズム感も養われます。 要は『やり方次第』なんじゃないかと思うようになりました。 このまちなか空手教室では約1時間の練習ですが、動きづくりに半分、空手の動作に半分くらいの割合で行います。 空手が強くなるためのクラスでなくて、身体作りの基礎のために空手教室です。   そして、この教室に”厳しさ”は求めて欲しくはありません。 ちやほや甘やかすことはありませんが、「子供のしつけは各々家庭で」が基本です。 礼儀”だけ”を求めて空手を”やらせる”のは親として賢い選択ではありません。 小さな子どもは枠に入れられるのを嫌います。 子供にとっては礼儀は意味が分からない枠です。 大人だって、意味の分からない動作を”させられる”のは嫌ですよね。 子供には無理やり型どおりの礼儀にはめるのでなく、普通に挨拶ができるようにする。それで十分です。   子供に空手をやらせる時は、一体何をそこに求めているのか、その道場で満たすことができるのかよく考えることが大切です。 この教室では、挨拶や身体動作について学ぶことができますが、空手自体が強くなることや、10分正座できるよになる、ということは求めていません。 子供に空手をやらせるのであれば、(なかなか難しいとは思いますが)道場を選ぶのは親の責任ですよ!

大分まちなか空手教室の自己評価

前回、後悔しない空手教室選び7つのポイントを説明しました。 じゃ、実際まちなか教室はどうなの?ということで10点評価で自己採点してみました。  評価 点数 コメント 先生の質 10点 自己評価ですから! 場所 採点不可 人によりますので。 無料駐車場がないのは減点。 環境 8点 狭さがマイナス。エアコンやマットは良い。 内容 8点 方向性は間違ってない。 料金 8点 すごく安いわけではない。 時間・回数 4点 できれば週2回できる環境が欲しい。時間ももうちょっと遅い方がベター。 子どもの意見 ? お子様に聞いてください! こんな感じです。 いいところもあれば、イマイチなところもあります。 結局は雰囲気と目的が大事かな。 あと最後は子どもの意見ですね。 この教室は無理やり来させるような場所ではありません。 楽しくやってもらうことが第一です!!    

大分の空手道場・教室の正しい選び方 その3

後悔しない空手道場選び7つのポイント さて、前回まで空手というものについて説明してきました。 具体的にどんな道場がいいのか説明します。 すごく大事です。 多くの人は近所の道場を選ぶのですが・・・たまたま良い道場であればラッキーですが、そうでなければお金と時間を無駄にします。 このくらいの知識は持って、判断しましょう。 1 空手の先生(師範)について やはり教えてくれる先生の質は大事です。 これがすべてと言っても過言ではありません。 チェックすべき事項は ・先生がちゃんと動ける身体か?太ってないか? ・動作は上手いか? ・子供の教育やコーチングについて知識があるか? ・空手専業か? 空手を専業にしている先生は社会のことを知らない、かもしれない。 ・雰囲気 直感。これ、すごく大切です。合う合わないは大きい。   参考にしてはいけないこと。 逆に先生選びの参考にしてはいけないことを教えます。 実は、こっちの方が重要かもしれません。 ・先生の年齢 若くても上手い人はいるし、ベテランでも下手な人はたくさんいる。 ・段位 段位というのは流派によって難易度が違うので、全く参考になりません。文字通り”まったく”です。 ・大会での成績 全日本大会優勝!と言っても小さな団体の大会だったりします。 そもそも経験的には、強さと指導力はあまり関係ないです。 2 道場の場所 まずは家や幼稚園、学校から近いこと。 通いやすさは長く続けるための第一条件です。 体育館より常設道場がある方がベター。 3 環境 床より畳。倒れた時に畳だと安全。 体育館でやっているところで組手をやっているところは、要注意。 また、できればエアコンがあればベター。 暑さ寒さに耐える根性は別の方法で鍛える方がいいです。 4 稽古内容 何を目的とした稽古なのか? あなたの目的とあっているか? 型をしたいのか、組手をしたいのか? 道場によって全く、”色”が違います。ここはよく判断する必要があります。 5 料金 安さは魅力ですが、安さだけで判断すべきでありません。 月千円、2千円の違いであれば、内容を重視すべきです。 一度入会すると中々大会しづらいものです。料金だけで選ぶのはNGです。 6 稽古時間・回数 少なくとも週1回はやりたいところです。しかし多くても週2回。 他は別の運動をすることを強くお勧めします。球技や団体スポーツがお勧めです。 7 子供の意見 最終的には子どもが行きたいかどうか。これです。 行きたい、やりたくないことを無理にやらせる必要はありません。 空手をしなくても立派な大人に育ちます!(あなたもそうでしょ!?) どうしてもやらせたい場合は、せめて週1回程度から始めましょう。 その場合は、いつ辞めてもいい、というように逃げ道も作ってあげておきましょう。   以上、空手道場選びの7つのポイントを書きました。 道場選びの参考にしていただければと思います。  

大分の空手道場・教室の正しい選び方 その2

前回は、空手にはルールが全く違う二つの団体があると言いました。 それが「寸止め」と「フルコンタクト」です。 寸止め、というのは伝統派と呼ばれています。 競技としての空手の時には突きや蹴りを相手に直接当てません。 なので寸止め空手とも言われています。 もう一つの呼ばれ方が「全空連ルール」。 全日本空手連合というのを作って、そこに競技として共通ルールがあります。   一方、フルコンタクト空手というのは直接打撃制とも呼ばれています。 こちらは止めません。バンバン当てる。 極論すれば「強くてなんぼ。倒してなんぼ」という世界です。   オリンピックは全空連ルール。いわゆる寸止めです。 同じ空手でしょ?と思うかもしれませんが、「全空連」と「フルコンタクト」では、「野球とソフトボール」、「軟式テニスと硬式テニス」以上の違いがあります。 もしオリンピックを目指すのであれば、全空連ルールの団体、道場に行くのがベターです。 全空連ルール フルコンタクトルール 打撃 当てない 当てる 顔面への攻撃 OK 手による攻撃はダメ 要求される身体能力 スピード パワー 型に対して 重視 少し重視 組手に対して 重視 すごく重視 寸止めの場合は、競技として「型専門の人」と「組手専門の人」に分かれていることが多いです。 フルコンの場合は、組手重視で、型が上手い人は型の大会に出る、という感じ。 本来は「組手のための型」ですが、今や「魅せるための型」になっています。 寸止め(全空連)については(良くも悪くも)完全に競技スポーツ化されている、ということです。 フルコンについては、未だ「強さ偏重」というところがありますが、これも色々と問題あります。   個人的な意見では幼児や小学生までは伝統派の空手道場に通わせるがよいと思います。 フルコン系は良い道場とそうでない道場の差が大きいです。 伝統派の道場の方が平均的には、ちゃんと指導されています。   小学生の時に”空手を”強くしたい、という単純な目的を持っていなければ、伝統派の道場がオススメです。

空手道場・教室の正しい選び方 その1

こんにちは。代表のクラソノです。 空手の道場選びは意外と難しいです。 実際、自分の子供をどこかの教室に行かせようか、と考えるとすごく悩みます。 あなたも私と同じような悩みを抱えるはずなので、せっかくの時間とお金を無駄にしないための空手教室、空手道場の選び方について説明します。 「どうせ自分のまちなか道場を勧めるんでしょ?」 と思うかもしれませんが、そうではありません。 ・・・・・!? はい。そうでない理由をこれから説明します。 保護者の方の多くは空手というものを知らない人が多いと思います。 多分、なんとなく「空手=型」みたいな感じではないでしょうか? 空手というのは、そもそもルールが全く違う二つの空手が存在します。 ”空手”という名前が同じ競技でありながら、基本や型、稽古体系が大きく違う。 こんな競技はすごく珍しいです。 柔道にせよ剣道にせよ、他のスポーツにせよ、ルールは標準的なものがありますし、基本的な動きや稽古体系はどこに行ってもほとんど同じです。 柔道や剣道の場合、他の道場に行ってもほとんど違和感なく稽古できます しかし、空手はいわゆる流派によって全く異なります。 自分の道場・団体以外のところに行っても、気持ちよく稽古することはできません。 例えば、正拳突き一つを見ても、立ち方が違ってたり、突く場所や突き方が違っていたりします。 野球で言えば、こっちのチームでは平行スタンスに構えることを求められ、別のチームではオープンスタンスで構えることを求められる、ということです。 ランニングで言えば、こっちではフラットな着地、こっちでは踵からの着地を求められる。 学校が違えば、求められるルールが違うということです。 ビジネス的に言えば会社が違えば、すべてが違う、上司が変われば言うこと違う、ということですね。

空手をやると礼儀が身につくのか?

空手をやらせる保護者の目的で多いのが、 礼儀を身につけるため というもの。 さて、 空手で礼儀が身につくのか?   んー。。。微妙です・・・   礼儀という面では、空手じゃなくてもいいのでは? 空手とか競技の問題でなく、結局は指導者なんですよね。 指導者がしっかりしていれば、野球でもサッカーでも、礼儀は身につきます。 むしろ空手の場合は、形の礼なので、形だけできてればいい、みたいなことになりかねません。 例えば、ちゃんと形通りの礼はする。でも友達を殴る、むやみに威張る、なんてのはダメですよね。 それより、団体スポーツして協調性やチーム意識を学ぶ方がいいと思います。   まちなか教室でも礼は求めます。しかしそこには形へのこだわりはありません。 空手の礼というのは突き詰めれば ”相手を思いやる心” ということです。   礼のない空手は単なる暴力に過ぎないし、暴力には暴力が返ってくるということ。 自分の強さの一面を礼で抑え込むということ。 これを繰り返し繰り返し、ことあるごとに言葉で教えていきます。   相手がいるから、稽古が出来る。 自分だけでは強くなれない、上手くなれない。 そこに気づくことができるかどうか。   空手の礼は結構、奥深いところにあります。 子どもにはちょっと難しいですよね。   大人になって強さを求めるようになると、このことがすごく分かります。 ビジネスマンこそ空手をやるべきなんです! 相手がいるから、自分もいる、ということを実感として分かるサラリーマンは強いと思いますよ!      

オリンピックで勝つことは素晴らしいのか?

オリンピックも終わりました! 日本チームはたくさんのメダルを手に入れて・・・なんて素晴らしい!! といいたいところですが、 個人的には、オリンピックで勝つことがそんなに素晴らしいこと?と思っています。 そりゃすごいと思います。何しろ世界でNo1だから。 でも、それが人生として素晴らしいかどうかは別じゃないかと思うんです。 メダルを取らない人がダメ、ってことはないだろうし。 人生万事塞翁が馬。何がいいのかなんて、分かりません! もちろん金メダルを取ればおそらく、その後の人生は安泰の可能性は高いでしょう。 その意味では金メダルの価値はあるのかもしれない。 しかし、その人が人として、指導者として優れているかどうかは全く別だと思います。 むしろその競技しか知らない人は、色々な意味で怖いです。社会人として大丈夫かなと。 オリンピックなんて出てないけど、素晴らしい指導者とか、社会性のある人いますからね。 この教室では、将来のオリンピック選手ではく、社会人として素晴らしい人を育てたいと思っています。 だからこの教室では一つの競技に特化した選手の育成はしません!(笑) あくまでの身体能力の基礎力強化が目的です。 もし空手でオリンピックを目指すのであれば、他の道場へ行ってください。 ここでは「オリンピックやスポーツだけが人生じゃないんだよ」と教えますので。 しかし、一流の選手に育てる一つの手段として、この教室を利用してくれれば幸いです。

子どもの頃に色々な運動をすることについてメリット、デメリット

さて今回は、前回の記事(→スポーツを下手にする)をfacebookにアップしたところ、Mさんから下のような質問をいただきましたので、お答えします。 運動スキルを身につける為に、何歳ぐらいからどのような運動をどれぐらいの種類したら良いかが少しでも具体的に記事に書かれていると良いなあと個人的には思いました。 (低年齢期にはSAQトレーニングみたいな事を中心にさせる?)運動をたくさんと言われても数がありすぎるし複数のクラブに所属するのも現実的に無理ですし… 体操の白井選手は体操以外はまったくダメだという映像を見ました。 でも白井選手はオリンピックで活躍しています。これからも活躍するでしょう。 要はその競技に特化したプロフェッショナルを目指すのか「スポーツ万能」を目指すのかの違いなのかなと自分は感じました。 運動スキルが重要なのはわかりますが、運動スキルだけ磨く事から始まり、スポーツスキルに移行した選手で白井選手のような選手はうまれるのか?まあこれは結果論であり試しようも無い事ではありますが。 要は指導する際のバランスなのかなと。 自分も柔道を指導していてSAQトレーニングをお願いしたりしていましたので、運動スキルの重要性は理解しています。 ただ、自分の場合は教えていて他競技に転向する事はまったく考えていません。笑 礼儀、感謝の気持ちを第一に、そしてとにかく強さを追求する。 これだけです。 どう思われます? ざっくり全体的に言えば、要はメリットとデメリットのバランスだと思います。あとは怪我リスク!(これは大きい!!) 私見ですが、例えば白井選手が小さい頃、他の競技(例えば柔道!)をやっていたらもっといい選手になっていたかもしれない(可能性は低いけど)。 でも他の競技をやることでマイナスになった可能性は小さいと思う。 だったら他の競技もやってたら良かったかもね。という考え。 一つの競技に絞るメリットより、他の競技をやって得られるメリットの方が大きいし、一つの競技に絞るデメリットは、色々な競技をやるデメリットより大きい。 色々なことをやるデメリットは、やはり時間とお金ですよね。 複数のクラブに所属するのは現実的には難しいですよね。勉強もあるし。 一方、一つのことに絞るデメリットは全面的な身体能力が育たないこと、酷使による障害リスクでしょう。 一つの競技に決めるのは一か八かなところがあって、成功すればOK,でもダメなら・・・というところ。 今のスポーツ界は「強いものが残るのではなくて、残ったものが強い」的な風潮があります。 10人いたら、残った一人が一番みたいな考えですね。 才能ある者は怪我で潰れて、一人は親の都合で辞めさせれて、一人は指導者が嫌いになってやめて・・・で残ったのはコツコツ続けた凡才の一人。 ・・ではなくて、 才能があるやつが一番になる指導をしよう、親の都合は何ともできないけど、尊敬される指導者になりましょう。 そしてその競技がダメなら他の競技にもチャレンジさせましょう。 というのが今の流れであり、個人的にも賛成です。 「できる子にはもっとできるようになってもらう。できない人もそこそこできるよになってもらう。」 という難しい命題を、指導者は頑張って解く努力をしなければならないのでは?と思っています。 俺についてこい!でなくて、です。   どの競技にしろ基礎がしっかりしていれば、小学校中高学年から初めても良い選手に育つ可能性は大きいです。 むしろ注目すべきはマイナス面で、一つの競技をすれば、中高生になって障害が出てくるかもしれないし、そうやって潰れた選手も多くいる、ということを保護者は知っておくべきでしょう。(特に野球は多いですね。) その道のプロフェッショナルになるによ、万能選手になるせよ、幼児や小学校低学年の時に色々やるのは、正しく動くスキルを身につけるメリットは大きいと思いますよ。   そして、何も教わらなくても、人の動きを見て普通に真似ができる人がいます。多分Mさんはそのタイプ。 いわゆるセンスがある、といわれる人。小学校の頃から、マット運動もできたし、普通に動けたタイプ。 SAQをやってもすぐに、正しい動き方ができると思います。 でも、実はそれは一握りの人であって、多くの人は、”きちんと動く”ということが難しい。 猫背になったり、足がまっすぐ上がってなかったり、着地で腰が引けたり・・・色々な癖があります。 何も教えなくてもできる人はいる。でも、できない人が多い。 そして、できない人でもそれを無視してスポーツのスキル練習だけをする、というのが問題なんです。 これは指導スキルの問題でもあります。SAQをやっても見るとこがズレていたら意味がない。   ”動作はスキル”であって、ちゃんとやれば上手くなる、というのが前提ではあるけど、 小さいころから正しく動くスキルを学べば、膝や腰の故障のリスクは減るよね、というところ。 そして、色々な競技をするメリットの一つは、小さい頃に少しでもその競技をかじっておけば、中学、高校になって競技転校する時に有利かも、というのも大きいのです。   少しでも子どもの可能性を残しておきたいじゃないですか。 ちなみに、格闘技系とスポーツ系はかなり違います。 柔道や空手やレスリングは基礎体力、身体能力の向上にはいいと思います。 でも、一般的なスポーツのスキル(投げたり、蹴ったり)の向上は見込めない。 今のサッカーや野球の指導はスキルに偏っているのが、問題なんです。 そして、コーチや指導者が指導方法を学ぼうとしない、という姿勢が実は一番大きな問題だと思います。。 指導者は知らないだけだと思います。そういう問題があることすら知らない。 指導方法にたった一つの正解はありません。 けど良い選手を育てる”確率を上げる”方法や怪我を少なくするする方法は、ある程度確立されてきています。 昔ながらの育て方では100人中一人が120%の才能を開花させることができるかもしれない教育です。 今は100人中90人が100%の才能を発揮できる教育を目指している感じですね。 礼儀、感謝の気持ちを第一に、そしてとにかく”強さ”を追求する。 「負けん気」さえあれば、個人的には中学校からでも十分間に合うと思います。 私は大学から強さを追求しましたが、そこそこは強くなったと思っています。 小学校中学年くらいまでは 礼儀、感謝の気持ちを第一に、そしてとにかく”楽しさ”を追求したい、と思っています。 いかがでしょう?

子ども時期から競技に特化すべきか、基礎運動能力か?

子どもの運動学習について参考になる記事がありましたので、ご紹介します。 →スポーツをするとスポーツが下手になる ちょっと長い記事なので冒頭を抜粋しますが、これが要点です。 運動学習的視点で述べると、「子どもの頃に特定のスポーツや競技に特化し専門的なトレーニングを行うことは、運動能力発達を妨げる恐れがある」 ここで重要なのは「全面的基礎」という部分で、マイネルは「全面的基礎」の習得がスポーツ選手としての上達には欠かせない ということを様々な角度から説明しています。 子どもを一流の選手にしたいと考えている方や、子どもの運動学習について興味のある方は一度は読むべきだと思います。 当然、反対意見や、この記事を鼻で笑っている指導者もいるでしょうが、子供の将来を想う親として指導者を判断する材料の一つにしても良いのでは?