空手道場・教室の正しい選び方 その1
こんにちは。代表のクラソノです。
空手の道場選びは意外と難しいです。
実際、自分の子供をどこかの教室に行かせようか、と考えるとすごく悩みます。
あなたも私と同じような悩みを抱えるはずなので、せっかくの時間とお金を無駄にしないための空手教室、空手道場の選び方について説明します。
「どうせ自分のまちなか道場を勧めるんでしょ?」
と思うかもしれませんが、そうではありません。
・・・・・!?
はい。そうでない理由をこれから説明します。
保護者の方の多くは空手というものを知らない人が多いと思います。
多分、なんとなく「空手=型」みたいな感じではないでしょうか?
空手というのは、そもそもルールが全く違う二つの空手が存在します。
”空手”という名前が同じ競技でありながら、基本や型、稽古体系が大きく違う。
こんな競技はすごく珍しいです。
柔道にせよ剣道にせよ、他のスポーツにせよ、ルールは標準的なものがありますし、基本的な動きや稽古体系はどこに行ってもほとんど同じです。
柔道や剣道の場合、他の道場に行ってもほとんど違和感なく稽古できます
しかし、空手はいわゆる流派によって全く異なります。
自分の道場・団体以外のところに行っても、気持ちよく稽古することはできません。
例えば、正拳突き一つを見ても、立ち方が違ってたり、突く場所や突き方が違っていたりします。
野球で言えば、こっちのチームでは平行スタンスに構えることを求められ、別のチームではオープンスタンスで構えることを求められる、ということです。
ランニングで言えば、こっちではフラットな着地、こっちでは踵からの着地を求められる。
学校が違えば、求められるルールが違うということです。
ビジネス的に言えば会社が違えば、すべてが違う、上司が変われば言うこと違う、ということですね。